つくりおき研究所 − プロが教える作り置きおかずのレシピ

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ドイツ料理

ドイツ風ポテトサラダ「カルトッフェルザラート」(レシピ:平井遥)

今回は、ビールに合うつくりおきレシピです。

ビールと言えばドイツ! ということで、ドイツ赴任経験のある知人に教えてもらったドイツ風のポテトサラダ「カルトッフェルザラート」を、つくりおき可能なレシピにアレンジしてみました。

ディルの爽やかな香味にピリッと粒マスタードの刺激、ビネガーの酸味がビールを誘います。冷たくても温かくても美味しい、大人のポテトサラダです。

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■材料(900mlの容器1個分)

じゃが芋(大)……3個(600g)
玉ねぎ……1/2個
ベーコン(塊)……65g
ぶなしめじ……1/2パック
ディル……2本
オリーブオイル……小さじ2
(A)白ワインビネガー……大さじ2
(A)オリーブオイル……大さじ2
(A)粒マスタード……大さじ1
(A)砂糖……大さじ1
(A)塩……小さじ1/4
(A)ブラックペッパー……適量

■保存期間

冷蔵庫で5日間

■作業時間

20分

■作り方

<下準備>
【ⅰ】 じゃが芋は皮を剥き、一口大(8等分程度)に切り、水に2~3分さらしておく。

【ⅱ】 ディルと玉ねぎはみじん切りにする。玉ねぎはボウルに入れて小さじ1/4の塩(分量外)で揉み、5分置いたら流水で洗い、布巾やキッチンペーパーなどでしっかりと水けを絞る。

【ⅲ】 ベーコンは短冊切りに、ぶなしめじは石づきを落としてほぐしておく。

【1】 下準備【ⅰ】のじゃが芋をザルにあけたら、耐熱ボウルに入れ、大さじ1の水(分量外)をふりかけ、ふわっとラップをかけて600Wの電子レンジで7分加熱する。

【2】 (A)を混ぜ合わせておく。

【3】 フライパンにオリーブオイルを熱し、中火でベーコンをこんがりと焼いたらぶなしめじを加え、しんなりするまで炒める。【1】を加え、塩2つまみ(分量外)をふりかけ、余分な水気がなくなるまで炒める。

【4】 【2】を加えてさっと混ぜ合わせ、味がなじんだら火からおろす。

【5】 粗熱が取れたら玉ねぎ、ディルを加えて混ぜ合わせ、保存容器に入れて冷蔵庫で保管する。

■ポイント

・じゃが芋をレンジで加熱する際に少し水を加えると、蒸した時と同じようにふっくらと仕上げることが出来ます。

・食べる際に少しだけオリーブオイルを垂らすと、香りとツヤが良くなり、より美味しく頂けます。

■レシピ制作者

平井 遥 (ひらい・はるか)
フードコーディネーター/ライター/女将。
お酒をこよなく愛するフードコーディネーター。レシピ開発や出張料理はじめ、日本酒バー女将、ライター、お燗名人など幅広く活動中。日本酒と地域の食文化を研究するため全国を回っており、これまで訪れた酒蔵は40件以上。その食べっぷりの良さから一部で「食いだおれんぬ」とも呼ばれている。日本酒をきっかけに発酵文化の素晴らしさに開眼し、発酵食品を取り入れた健康法を提唱中。近々、都内で料理教室を主宰予定。

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