つくりおき研究所 − プロが教える作り置きおかずのレシピ

フードコーディネーターや漫画家が作り置きレシピを紹介。

その他

野菜の甘酒漬け(レシピ:真野遥)

最近ブームになっている甘酒ですが、そのまま飲むだけでなく、料理にも美味しく使えることをご存知ですか?

砂糖代わりとしても大変使いやすいですが、特にオススメなのは、「漬け床」としての使い方です。お漬物というと、塩辛いイメージを持たれる方が多いですが、甘酒漬けを含む日本の伝統的な「麹漬け」は、少ない塩分でほんのり甘みがあり、しかも保存性の高い、日本人の知恵の賜物なのです。

甘酒にはブドウ糖やビタミンB群、アミノ酸など、体に嬉しい成分がたっぷり含まれており、冷蔵庫に甘酒漬けさえあれば、いつでも簡単に栄養補給ができます。

毎食の副菜としてとても便利! お弁当にもぴったり! お酒のアテにもバッチリですよ♪

今回は、使い捨ての密閉袋で作れるレシピになっておりますので、是非お気軽にお試しください。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

スポンサーリンク

■材料(Mサイズの密閉袋1袋分)

好みの野菜……500g(写真は胡瓜、人参、カブ、新玉ねぎ)
甘酒……150g(野菜の重量の30%)
塩……15g(野菜の重量の3%)

■保存期間

冷蔵庫で5〜6日

■作業時間

10分

■作り方

【1】 野菜は適宜皮を剥き、食べやすいサイズにカットする。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

【2】 ボウルに【1】と塩を入れ、両手を使って、塩が馴染むまでよく和える。

【3】 密閉袋に【2】と甘酒を入れ、袋の上から軽く揉み込む。しっかり空気を抜いて封を閉じ、冷蔵庫に入れて一晩以上おく。

■ポイント

・セロリや白菜、パプリカなどを使っても美味しいです。色々な野菜で試してみてください。

・塩を揉み込む際はあまり力を入れず、トスするように和えてください。

・甘酒は自家製がオススメですが、「米」と「米麹」のみの甘酒を選んでいただければ、市販のものでも同じように作ることができます。

■レシピ制作者

真野 遥 (まの・はるか)
フードコーディネーター/ライター/女将。
お酒をこよなく愛するフードコーディネーター。レシピ開発や出張料理はじめ、日本酒バー女将、ライター、お燗名人など幅広く活動中。日本酒と地域の食文化を研究するため全国を回っており、これまで訪れた酒蔵は40件以上。その食べっぷりの良さから一部で「食いだおれんぬ」とも呼ばれている。日本酒をきっかけに発酵文化の素晴らしさに開眼し、発酵食品を取り入れた健康法を提唱中。上野で「お燗講座×発酵料理教室」主宰。
http://www.harukamano-jozo.com/

-その他
-, ,