つくりおき研究所 − プロが教える作り置きおかずのレシピ

フードコーディネーターや漫画家が作り置きレシピを紹介。

その他

高野豆腐と根菜の甘辛煮(レシピ:平岩 紗千代)

旬のれんこんとごぼうを使った煮物のつくりおきです。

高野豆腐は、タンパク質、カルシウム、鉄分が豊富に含まれるほか、大豆イソフラボンも含まれていて、女性におすすめの食材。

煮物ですが、汁をしっかり煮詰めるので、お弁当にもぴったりです。

dsc_0752_2

スポンサーリンク

■材料(700mlの容器1個分)

高野豆腐(乾燥)……3枚(1枚当たり18gのもの)
れんこん……1節(250g)
ごぼう……1本(150g)
豚ひき肉……150g
サラダ油……大さじ1
(A)だし汁……2カップ
(A)醤油……大さじ2
(A)きび砂糖……大さじ2
(A)酒……大さじ1
みりん……大さじ1

■保存期間

冷蔵庫で4日

■作業時間

20分

■作り方

【1】 高野豆腐は、ぬるま湯に浸して十分に戻し、しっかりと水気を切り、4㎜の厚さに切る。

【2】 れんこんとごぼうは、乱切りにして薄めの酢水(分量外)に10分漬け、ザルにあげて水気を切る。

【3】 鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、豚ひき肉を箸でほぐすようにしながら色が変わるまで炒める。【2】を加え、全体に油がまわったら【1】を加えて、さっと炒め合わせる。(A)を加え、沸騰したら弱火にして、灰汁をとりながら、余分な汁気がなくなるまで煮含める。

【4】 みりんをまわしかけ、ひと煮立ちさせたら、火を止める。粗熱を取って、保存容器にうつす。

■ポイント

熱で壊れやすいビタミンCを、れんこんのでんぷん成分がコーティングして、壊れにくくします。

高野豆腐と豚肉に含まれるタンパク質は、ビタミンCと一緒に摂ることにより、美肌に欠かせないコラーゲンが生成されます。

ごぼうは、食物繊維が豊富なので、ダイエットにもおすすめです。

食べる際に、さっと塩ゆでした小松菜を添えると彩りもよく、またβカロテンやビタミンCも摂れるので、風邪の予防にもなります。

■レシピ制作者

平岩 紗千代(ひらいわ・さちよ)
管理栄養士/フードスタイリスト。
栄養士
として老人ホームで3年間勤務後、約1年間ワーキングホリデーで渡豪。体調を崩したのをきっかけに食事の大切さを改めて実感しつつ、シドニーでカフェラテにはまりカフェ巡りに明け暮れる。帰国後、カフェバーでキッチン、バーテンダーをしながらフードスタイリストのアシスタントとして修業。現在は管理栄養士フードスタイリストとして仕事をする傍ら、ダイエットコーチとしても活動中。モットーは「身体にやさしく、おいしく、手軽に」。

-その他
-, , , , , , , ,