高野豆腐と根菜の甘辛煮(レシピ:平岩 紗千代)
旬のれんこんとごぼうを使った煮物のつくりおきです。
高野豆腐は、タンパク質、カルシウム、鉄分が豊富に含まれるほか、大豆イソフラボンも含まれていて、女性におすすめの食材。
煮物ですが、汁をしっかり煮詰めるので、お弁当にもぴったりです。
■材料(700mlの容器1個分)
高野豆腐(乾燥)……3枚(1枚当たり18gのもの)
れんこん……1節(250g)
ごぼう……1本(150g)
豚ひき肉……150g
サラダ油……大さじ1
(A)だし汁……2カップ
(A)醤油……大さじ2
(A)きび砂糖……大さじ2
(A)酒……大さじ1
みりん……大さじ1
■保存期間
冷蔵庫で4日
■作業時間
20分
■作り方
【1】 高野豆腐は、ぬるま湯に浸して十分に戻し、しっかりと水気を切り、4㎜の厚さに切る。
【2】 れんこんとごぼうは、乱切りにして薄めの酢水(分量外)に10分漬け、ザルにあげて水気を切る。
【3】 鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、豚ひき肉を箸でほぐすようにしながら色が変わるまで炒める。【2】を加え、全体に油がまわったら【1】を加えて、さっと炒め合わせる。(A)を加え、沸騰したら弱火にして、灰汁をとりながら、余分な汁気がなくなるまで煮含める。
【4】 みりんをまわしかけ、ひと煮立ちさせたら、火を止める。粗熱を取って、保存容器にうつす。
■ポイント
熱で壊れやすいビタミンCを、れんこんのでんぷん成分がコーティングして、壊れにくくします。
高野豆腐と豚肉に含まれるタンパク質は、ビタミンCと一緒に摂ることにより、美肌に欠かせないコラーゲンが生成されます。
ごぼうは、食物繊維が豊富なので、ダイエットにもおすすめです。
食べる際に、さっと塩ゆでした小松菜を添えると彩りもよく、またβカロテンやビタミンCも摂れるので、風邪の予防にもなります。
■レシピ制作者
平岩 紗千代(ひらいわ・さちよ)
管理栄養士/フードスタイリスト。
栄養士として老人ホームで3年間勤務後、約1年間ワーキングホリ