つくりおき研究所 − プロが教える作り置きおかずのレシピ

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柚子胡椒風味のタコのオイル漬け(レシピ:荒井直子)

イタリアンのにんにくが効いたタコのオイル漬けもよくつくるのですが、ワインにも日本酒にも合わせようと思うと、ちょっとにんにくの感じが気になります。

そこで、最近は、こちらの柚子胡椒風味のオイル漬けをよくつくります。

茹でたじゃが芋と和えたり、青梗菜や菜の花と一緒に炒めたり、オイルごと使えてさっとアレンジできるのも魅力。おかずにも早変わりしてくれる和洋折衷なタコレシピ。ぜひご活用ください。

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■材料(500mlの保存容器 1個分)

刺身用タコ(ボイル)……300g
柚子胡椒……小さじ1と1/2
昆布茶……小さじ1
熱湯……小さじ1
オリーブオイル……約1カップ

■保存期間

冷蔵庫で7日

■作業時間

10分(漬ける時間を除く)

■作り方

【1】 タコはひと口大の乱切りにしてビニール袋に入れる。

【2】 柚子胡椒と昆布茶を熱湯でよく溶き、【1】に加えて袋の上からよく揉み込む。

【3】 保存容器に【2】を入れ、オリーブオイルをひたひたまで注ぐ。オイルが空気に触れないように、液面をぴったりラップで覆ってから蓋をする。冷蔵庫で一晩以上おく。

■ポイント

柚子胡椒は、使うものによって辛さが異なるので、お好みの辛さに量を調整してください。塩気が強い調味料なので、量を増やす場合は、昆布茶の量を減らして塩加減の調整をしてください。

タコが完全にオイルに浸かっていないとその部分が傷むので、しっかりオイルに浸け、空気が入らないようにラップで覆ってください。

オイルが固まることがありますが、しばらく室温におくと自然に溶けます。炒め物などに利用する場合は、固まった状態でフライパンに入れても問題ありません。

■レシピ展開例

オイルごと使って菜の花とさっと炒めるのもおすすめ!

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■レシピ制作者

荒井直子(あらい・なおこ)
フードコーディネーター/国際中医薬膳師/メディカルハーブコーディネーター。
東京でも緑の多い地域で育ち、植物や自然をこよなく愛し、自宅ではハーブを育て、地元の自然農法の畑などにも関わりを持つ。フレンチ、和食などの飲食店、ハーブ雑貨を扱う企業の飲食部門でリーダーなどを経験したのちに独立。TV、書籍、web、広告などのフードコーディネートを手がける傍ら、薬膳やハーブ、スパイスの知識を活かした「食の知恵」を広める活動も展開。ハーブやスパイスを使ったエスニック料理が大好き。最近ではモンゴルでゲル生活を体験し、現地のハーブや食にも触れている。自由大学キュレーター。

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