甘酒の照り焼きチキン(レシピ:岡田みどり)
お正月になると飲む機会の増える甘酒ですが、最近では砂糖の代わりに甘酒を使う人が増えてきました。甘酒を少しお料理に加えると簡単に一品が出来上がります。
今回は我が家でもよく作る、甘酒の簡単照り焼きをご紹介します。
■材料(鶏肉1枚分)
鶏もも肉……1枚(約250g)
長ネギ……1/2本
(A)甘酒……大さじ4
(A)醤油……大さじ2
サラダ油……大さじ1
■保存期間
冷蔵庫で4~5日
■作業時間
約10分(つけ置きの時間は除く)
■作り方
【1】 鶏肉はフォークを使って皮目に数か所穴をあける。火が均等に入るように身の厚さをそろえる。
【2】 長ネギは2cmの長さに切る。
【3】 密閉できる袋に【1】【2】と(A)を入れ、冷蔵庫で1時間以上つけ置く。
【4】 フライパンにサラダ油を入れて弱火で熱し、汁気をきった鶏肉を皮目を下にして入れ、隙間に長ネギを入れて、7~8分かけて両面をこんがりと焼く。粗熱が取れたら、食べやすい大きさに切り、保存容器に入れる。
■ポイント
甘酒を使うことで、麹の力が加わりお肉がしっとりと仕上がります。つけ置き時間を長くすると、よりしっかり味がしみこみます。
今回はもも肉を使いましがが、胸肉を使ってもおいしくいただけます。
弱火でじっくり焼くことにより、鶏肉の焦げ付きを防ぎ、中までしっかりと火を通します。
■レシピ制作者
岡田みどり(おかだ・みどり)
フードコーディネーター。
小学生から高校生まで、4人の娘の子育て中。お弁当作り歴13年のベテランママ。フードコーディネータースクール卒業後、アシスタント経験を経て、料理家として活動を始める。自宅を中心に料理教室も主宰。忙しい毎日の中で、いかに効率よく調理するかを考える傍ら、家族とも「つくる」ことを楽しみ、食がもたらす幸せについて、日々研究を行っている。タイ在住経験を生かし、タイ料理研究家としても活動中。