つくりおき研究所 − プロが教える作り置きおかずのレシピ

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豚とえのきのカレー卵つけ焼き(レシピ:荒井直子)

お正月明けってなぜかカレー味のものが無性に食べたくなったりしますよね。

それもそのはず。カレー粉のあの黄色い色のもとは「ターメリック」。日本では「ウコン」と呼ばれる、あのスパイスです(ウコンのドリンク、お世話になっている方も多いのでは…?)。

ピカタのような料理ですが、ピカタと違って粉をまぶさず、ただ卵をつけて焼くだけ。フライパンもテフロン加工のものを使い、油を使わないレシピに仕上げています。

楽しく飲んだり食べたりが続いたあとにおすすめの、ヘルシーなつくりおきです。お好みでソースをつけてどうぞ。

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■材料(500mlの保存容器 1個分)

豚もも肉(薄切り)……100g
(A)塩……少々
(A)胡椒……少々
えのきだけ……1/2パック(100g)
卵……2個
(B)牛乳……大さじ1
(B)カレー粉……小さじ1
(B)塩……少々
ソース(ウスターソースなどお好みのもの)……適量 ※食べる時に使用

■保存期間

冷蔵庫で4日

■作業時間

20分

■作り方

【1】 豚肉は、半分の長さに切って、片面に(A)をふりかける。えのきだけは、根元を切り落として軽くほぐす。

【2】 ボウルに卵を入れて溶きほぐし、よく混ぜた(B)を加えて、泡立てないように、そっと混ぜ合わせる。

【3】 テフロン加工のフライパンを中火で加熱する。【1】のえのきだけを、1/10量ずつ【2】にくぐらせてフライパンに並べ、1~2分してきつね色に焼けたらひっくり返し、裏面も同様に焼いてバットなどに取り出す。続いて、豚肉をえのきだけ同様に両面焼き、バットなどに取り出す。どちらも粗熱が取れたら、保存容器にうつす。

■ポイント

カレー粉は、直接卵に混ぜようとするとうまく混ざりませんが、先に牛乳で溶いてから混ぜると、上手に混ぜることができます。

豚肉は、カロリー控えめなもも肉を使っていますが、ロースや肩ロースでもおいしくつくれます。

卵が固まらないうちにひっくり返そうとすると、えのきだけがバラバラになってしまうことがあるので、卵がよく固まったのを確認してからひっくり返すようにしましょう。もしもバラバラになってしまった場合は、もう一度卵液をつけて焼けば大丈夫です。

■レシピ制作者

荒井直子(あらい・なおこ)
フードコーディネーター/国際中医薬膳師/メディカルハーブコーディネーター。
東京でも緑の多い地域で育ち、植物や自然をこよなく愛し、自宅ではハーブを育て、地元の自然農法の畑などにも関わりを持つ。フレンチ、和食などの飲食店、ハーブ雑貨を扱う企業の飲食部門でリーダーなどを経験したのちに独立。TV、書籍、web、広告などのフードコーディネートを手がける傍ら、薬膳やハーブ、スパイスの知識を活かした「食の知恵」を広める活動も展開。ハーブやスパイスを使ったエスニック料理が大好き。最近ではモンゴルでゲル生活を体験し、現地のハーブや食にも触れている。自由大学キュレーター。

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