ちくわとピーマンのジンジャーカレー炒め(レシピ:荒井直子)
1年で一番寒い季節がやってきました。お正月疲れの出やすいこの時期、風邪やインフルエンザも心配です。
ピーマンは緑黄色野菜でビタミンCも豊富。風邪予防や疲労回復に食べたい食材ですが、生だと体を冷やすので、温かい料理でたっぷりといただきましょう。
生姜とスパイスで体を温め、寒い季節を乗り切りましょう。
■材料(500mlの保存容器 1個分)
ちくわ……3本(約110g)
ピーマン……5個
生姜……1片
(A)カレールー(砕いたもの)……大さじ1杯分(10g) ※固形のルーを包丁で砕く
(A)水……大さじ2
中濃ソース……小さじ1/2
サラダ油……小さじ1
酒……大さじ1
■保存期間
冷蔵庫で5日
■作業時間
15分
■作り方
【1】 ちくわは6~7mm幅の斜め切りにする。ピーマンは縦半分に切り、へたと種を取り除いてちくわと同じ幅の斜め切りに、生姜は千切りにする。
【2】 耐熱容器に(A)を入れ、電子レンジで20秒ほど加熱して取り出し、中濃ソースを加えてよく混ぜる。
【3】 フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、【1】を加えて2分ほど炒める。酒をまわしかけ、アルコールが飛んだら、【2】を加えて手早く全体に混ぜ合わせる。バットなどに取り出し、粗熱が取れたら保存容器にうつす。
■ポイント
中濃ソースを少量入れることで、ピーマンにも甘みのあるソースが絡み、ちくわとの一体感が出ます。
カレールーを刻む時は、まな板の上にクッキングシートを敷くと、刻みやすいだけでなく、まな板に臭いもつかず、おすすめです。
電子レンジは、機種により強さが異なるので、加熱しすぎに注意をしてください。
■レシピ制作者
荒井直子(あらい・なおこ)
フードコーディネーター/国際中医薬膳師/メディカルハーブコーディネーター。
東京でも緑の多い地域で育ち、植物や自然をこよなく愛し、自宅ではハーブを育て、地元の自然農法の畑などにも関わりを持つ。フレンチ、和食などの飲食店、ハーブ雑貨を扱う企業の飲食部門でリーダーなどを経験したのちに独立。TV、書籍、web、広告などのフードコーディネートを手がける傍ら、薬膳やハーブ、スパイスの知識を活かした「食の知恵」を広める活動も展開。ハーブやスパイスを使ったエスニック料理が大好き。最近ではモンゴルでゲル生活を体験し、現地のハーブや食にも触れている。自由大学キュレーター。