つくりおき研究所 − プロが教える作り置きおかずのレシピ

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中華のつくりおき

鶏手羽元の黒胡椒煮(レシピ:真野遥)

流行りの鶏白湯(パイタン)。美味しいけれど、ちょっとハードルが高いですよね。

でも、骨から出汁の出る鶏手羽元を使えば、簡単に美味しい白湯風スープが作れる上、お肉も食べられます。

今回は、そんな簡単手羽元白湯に黒胡椒でパンチを効かせたおつまみレシピです。たっぷり黒胡椒を使うので、保存性も高まります。

そのまま食べても、お鍋にしても、ルウを溶かしてカレーにしても、ラーメンにしても良し。アレンジ無限大のつくりおきレシピです。

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■材料(900mlの容器1個分)

鶏手羽元…7~8本(300g)
(A)水…500ml
(A)酒…大さじ3
(A)酢…大さじ1
にんにく…1片
生姜…1片
ごま油…大さじ1
塩…小さじ1と1/2
黒胡椒…小さじ1

■保存期間

冷蔵庫で4~5日間

■作業時間

10分(煮込む時間を除く)

■作り方

【1】 鶏手羽元は、皮目を下にした状態で骨に沿って切り込みを入れ(身離れを良くするため)、ボウルに入れて塩と黒胡椒でよく揉み5分置いておく。出てきた水分はキッチンペーパーなどで拭う。

【2】 にんにくは縦半分に切って包丁の腹でつぶし、生姜は薄切りにする。

【3】 鍋にごま油、にんにく、生姜を入れて中火で熱し、香りが出てきたら鶏手羽元を両面こんがり焼き、(A)を加える。沸騰したら灰汁を取り、蓋をして弱火で20分煮る。

【4】 味をみて適宜塩で味を調えたら火からおろし、粗熱が取れたら保存容器に移す。

◎冷めればこんなにトロトロ。コラーゲンたっぷりです!

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■ポイント

・黒胡椒のパンチがきいた、お酒が進むおつまみです。

・鶏手羽元にたっぷりの塩を揉み込むことでギュッと旨みが凝縮し、鶏の臭みも無くなります。

・お酢を入れることで肉質が柔らかくなり、コクも増します。酸味はさほど残りません。

■レシピ展開例

☆白湯ラーメン

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残ったスープは、そのままラーメンに! ゆで卵やネギ、メンマなどをトッピングして、簡単白湯ラーメンの完成です!

■レシピ制作者

真野 遥 (まの・はるか)
フードコーディネーター/ライター/女将。
お酒をこよなく愛するフードコーディネーター。レシピ開発や出張料理はじめ、日本酒バー女将、ライター、お燗名人など幅広く活動中。日本酒と地域の食文化を研究するため全国を回っており、これまで訪れた酒蔵は40件以上。その食べっぷりの良さから一部で「食いだおれんぬ」とも呼ばれている。日本酒をきっかけに発酵文化の素晴らしさに開眼し、発酵食品を取り入れた健康法を提唱中。近々、都内で料理教室を主宰予定。

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