つくりおき研究所 − プロが教える作り置きおかずのレシピ

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ひき肉とかぶの茎の味噌ラー油炒め(レシピ:荒井直子)

かぶが甘くておいしい季節になりました。そのかぶを買ってきた時についてくる「かぶの茎」、皆さん、どう活用していますか?

かぶの葉や茎には、鉄分やカルシウム、カリウムなどのほか、食物繊維もたっぷり含まれます。そんな葉や茎を活用しない手はない!ということで、今回は、「茎の部分」を使った一品です。

さっと炒めて調味料を合わせるだけ。ごはんにかけて食べてもおいしいですよ。

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■材料(300ml保存容器1個分)

鶏ひき肉……150g
かぶの茎……10本ほど(かぶ2個分)
ごま油……小さじ1
(A)酒……大さじ1と1/2
(A)味噌……大さじ1
(A)おろし生姜……小さじ2
(A)ラー油……小さじ2/3 ※お好みで量を調整をしてください。

■保存期間

冷蔵庫で4~5日

■作業時間

6〜7分

■作り方

【1】 かぶの茎は7~8mmの長さに切る。(A)を混ぜ合わせる。

【2】 フライパンにごま油を入れて中火で熱し、鶏肉を加えて、木べらでほぐしながら炒める。ひき肉の色が変わり、少し大きめのそぼろ状になったら、【1】のかぶの茎を加え、さっと炒め合わせる。

【3】 かぶの茎の色が鮮やかになったところで(A)をまわしかけ、木べらで混ぜながら、余分な水気を飛ばす。火からおろし、粗熱を取って保存容器にうつす。

■ポイント

鶏ひき肉は、少し大きめのそぼろ状に仕上げることで、食べごたえが増します。

ヘルシーに仕上げたい場合は、もも肉ではなく、むね肉のひき肉を使いましょう。

味噌は使うものにより塩分濃度が異なるので、レシピの分量を参考に、調整をしてください。

■レシピ制作者

荒井直子(あらい・なおこ)
フードコーディネーター/国際中医薬膳師/メディカルハーブコーディネーター。
東京でも緑の多い地域で育ち、植物や自然をこよなく愛し、自宅ではハーブを育て、地元の自然農法の畑などにも関わりを持つ。フレンチ、和食などの飲食店、ハーブ雑貨を扱う企業の飲食部門でリーダーなどを経験したのちに独立。TV、書籍、web、広告などのフードコーディネートを手がける傍ら、薬膳やハーブ、スパイスの知識を活かした「食の知恵」を広める活動も展開。ハーブやスパイスを使ったエスニック料理が大好き。最近ではモンゴルでゲル生活を体験し、現地のハーブや食にも触れている。自由大学キュレーター。

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