つくりおき研究所 − プロが教える作り置きおかずのレシピ

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イタリア料理

菜の花とホタルイカの塩麹アーリオオーリオ(レシピ:真野遥)

春の味覚をギュッとつめこんだ、お酒の進むおつまみアーリオオーリオです。

菜の花のほろ苦味、新玉ねぎの甘み、ホタルイカの濃厚な味わいが三位一体となり、とてつもなくビールや白ワインが止まらなくなる一品です。

塩麹で仕上げることで、ぐっと素材の味が引き立ちます。お弁当にもぴったりなので、この時期お花見に是非どうぞ。

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■材料(900mlの容器1個分)

菜の花…15本
ホタルイカ(ボイル)…70g
新玉ねぎ…1個
オリーブオイル…大さじ1
にんにく…1片
赤唐辛子(輪切り)…1つまみ
酒…大さじ1/2
塩麹…大さじ1と1/2
黒胡椒…適量

■保存期間

冷蔵庫で4日間

■作業時間

10分

■作り方

【1】 鍋にたっぷりの水と小さじ1の塩(分量外)を入れ、沸騰したら菜の花の茎を入れて15秒、穂先を入れて15秒茹で、ザルにあけてよく水気を切り、そのままバットや皿に広げて自然に冷ましておく。

【2】 新玉ねぎは薄めのくし切りに、にんにくはみじん切りにする。ホタルイカは目玉を取り除く。

【3】 フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で熱し、よい香りがしてきたら中火にし、赤唐辛子を加える。新玉ねぎを加え1分程度炒め、ホタルイカを加えたら酒を回し入れ炒め合わせる。

【4】 菜の花を加え全体に油が回ったら塩麹と黒胡椒を加え、さっと炒め合わせたら火を止め、保存容器に移す。

■ポイント

・菜の花は水にさらさず自然に冷ました方が味が抜けず、美味しくお召し上がりいただけます。余熱で火が入るのと、後に炒める工程があるため、硬めの茹で上がりで大丈夫です。

・火が通りやすい食材ばかりなので、さっと炒めるだけで構いません。加熱しすぎると水分が出たり食感がなくなってしまいます。

・ホタルイカが手に入らない場合は、タコでも美味しく出来ます。

■レシピ制作者

真野 遥 (まの・はるか)
フードコーディネーター/ライター/女将。
お酒をこよなく愛するフードコーディネーター。レシピ開発や出張料理はじめ、日本酒バー女将、ライター、お燗名人など幅広く活動中。日本酒と地域の食文化を研究するため全国を回っており、これまで訪れた酒蔵は40件以上。その食べっぷりの良さから一部で「食いだおれんぬ」とも呼ばれている。日本酒をきっかけに発酵文化の素晴らしさに開眼し、発酵食品を取り入れた健康法を提唱中。近々、都内で料理教室を主宰予定。

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