新ごぼうの洋風きんぴら(レシピ:平岩 紗千代)
これから新ごぼうが美味しい季節! 風味がよく柔らかい新ごぼうをアンチョビの塩気と旨味を使って味付けしました。 おつまみにもお勧めの一品です!
■材料(300mlの容器1個分)
新ごぼう……2本
ぶなしめじ……1パック(200g)
アンチョビ……6枚
にんにく……1片
オリーブオイル……大さじ1
塩、胡椒……少々
■保存期間
冷蔵庫で4日
■作業時間
10分
■作り方
【1】 新ごぼうは、皮を包丁の背でこそげ取り、斜め薄切りにして薄めの酢水(分量外)に5分漬け、ザルにあげて水気を切る。ぶなしめじは、石づきがある場合は取り除いて食べやすいようにほぐす。アンチョビは粗みじん切りにする。にんにくは、芽を取り除きみじん切りにする。
【2】 フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で熱し、香りが出たら中火にして新ごぼうを加え、3分ほど炒めて火が通ったところでぶなしめじを加える。
【3】 ぶなしめじがしんなりとしたらアンチョビを加え、香りが出たら、塩、胡椒で味を調えて火を止める。粗熱が取れたら、保存容器に入れる。
■ポイント
新ごぼうは、ごぼうに比べると風味がよく繊維が柔らかいので、歯ごたえが残るくらいの加熱で美味しく食べることができます。
新ごぼうに含まれる食物繊維は、コレステロールを下げ、血糖値の上昇を抑制し、体に有害な物質の排泄に役に立ちます。
皮や、皮の近くに食物繊維をたくさん含んでいるので、皮は剥かずにたわしや包丁の背でこそげ取るようにしましょう。
■レシピ制作者
平岩 紗千代(ひらいわ・さちよ)
管理栄養士/フードスタイリスト。
栄養士として老人ホームで3年間勤務後、約1年間ワーキングホリデーで渡豪。体調を崩したのをきっかけに食事の大切さを改めて実感しつつ、シドニーでカフェラテにはまりカフェ巡りに明け暮れる。帰国後、カフェバーでキッチン、バーテンダーをしながらフードスタイリストのアシスタントとして修業。現在は管理栄養士、フードスタイリストとして仕事をする傍ら、ダイエットコーチとしても活動中。モットーは「身体にやさしく、おいしく、手軽に」。