ウドとアスパラの山椒グレープフルーツマリネ(レシピ:真野遥)
3月〜5月が旬のウド。爽やかな香りとシャキッとした歯ざわりは、生で食べることで存分に楽しめます。
ウドは柑橘類の酸味や香りと相性が良く、今回はグレープフルーツを使うことで、酢やレモン汁を使わない優しい酸味のマリネに仕上げました。
アクセントに山椒を加え、ピリッとした刺激も楽しめます。この季節の箸休めにピッタリな一品です。
■材料(900mlの容器1個分)
ウド…2本
アスパラガス…5本
グレープフルーツ…2個
(A)オリーブオイル…大さじ4
(A)はちみつ…大さじ1と1/2
(A)塩…大さじ2/3
(A)山椒…大さじ1/2
ディル(お好みで)…適量
ピンクペッパー(お好みで)…適量
■保存期間
冷蔵庫で3~4日
■作業時間
15分
■作り方
【1】 ウドは厚めに皮を剥き、短冊切りにし、水にさらす(皮は炒め物にすると美味しいので、捨てずにとっておく)。
【2】 アスパラガスは根元の固い部分を切り落とし、下1/3の皮を剥く。フライパンに湯を沸かし、小さじ1の塩(分量外)を加え1分程度茹で、ザルにあけて自然に冷まし、3cm幅の斜め切りにする。
【3】 グレープフルーツは外皮を剥き小房に分け、果肉を取り出す。その際に出た果汁はとっておく。
【4】 保存容器に(A)とグレープフルーツの果汁を入れてよく混ぜ合わせ、【1】、【2】、グレープフルーツの果肉を加え、冷蔵庫で30分以上置いて味をなじませる。好みでディルやピンクペッパーを散らす。
■ポイント
ウドはアクがあるので、しっかり水にさらしましょう。
皮はきんぴらにすると美味しいです。
■レシピ制作者
真野 遥 (まの・はるか)
フードコーディネーター/ライター/女将。
お酒をこよなく愛するフードコーディネーター。レシピ開発や出張料理はじめ、日本酒バー女将、ライター、お燗名人など幅広く活動中。日本酒と地域の食文化を研究するため全国を回っており、これまで訪れた酒蔵は40件以上。その食べっぷりの良さから一部で「食いだおれんぬ」とも呼ばれている。日本酒をきっかけに発酵文化の素晴らしさに開眼し、発酵食品を取り入れた健康法を提唱中。近々、都内で料理教室を主宰予定。