厚揚げと野菜のチリケチャップ炒め（レシピ：荒井直子）
2016/11/07
生春巻きやパクチーソースをつくるために買ったスイートチリソース、余って困っていませんか？
ということで、今回はスイートチリソースを使ったメニューのご紹介です。厚揚げは、食べ方が単調になりがちなものの１つですが、ボリューム感も出しやすく、さっと温めるだけで使えるという、時短料理にも最適な食材です。
スイートチリソースに含まれる香辛料とケチャップの旨みで、香味野菜を加えなくても味が決まるのも魅力です。
■材料（500mlの容器1個分）
厚揚げ……1枚（約230g）
片栗粉……小さじ2
ぶなしめじ……1パック（100g）※石づきがついた状態で約120g
しし唐辛子……10～12本
サラダ油……大さじ1/2
（Ａ）スイートチリソース……大さじ2
（Ａ）ケチャップ……大さじ2
（Ａ）酒（又は水）……大さじ３
（Ａ）醤油……小さじ2
■保存期間
冷蔵庫で３日
■作業時間
１0分
■作り方
【1】 厚揚げは2cm角程度の大きさに切り、片栗粉をまぶす。ぶなしめじは石づきがある場合は取り除いてほぐす。しし唐辛子はへたを取り除き、楊枝で2〜3か所刺して穴をあける。
【2】 （Ａ）を混ぜ合わせる。フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、ぶなしめじを炒める。ぶなしめじに少し焼き色がついたら、しし唐辛子を加え、全体に油がまわって、しし唐辛子の色が鮮やかになったところで、（Ａ）と厚揚げを加える。
【3】 弱火で焦げないように木べらなどで混ぜながら、厚揚げにまんべんなくたれが絡むまで、3〜4分加熱して火からおろす。バットや大皿に移して粗熱を取り、保存容器に移す。
■ポイント
まわりに片栗粉をまぶすことで、厚揚げにもしっかりと味が絡みます。絹厚揚げを使うと、水も出やすく形も崩れやすいので、昔ながらの普通の厚揚げを使うのがおすすめです。
■レシピ制作者
荒井直子（あらい・なおこ）
フードコーディネーター／国際中医薬膳師／メディカルハーブコーディネーター。
東京でも緑の多い地域で育ち、植物や自然をこよなく愛し、自宅ではハーブを育て、地元の自然農法の畑などにも関わりを持つ。フレンチ、和食などの飲食店、ハーブ雑貨を扱う企業の飲食部門でリーダーなどを経験したのちに独立。TV、書籍、web、広告などのフードコーディネーターとして活躍しながら、薬膳やハーブ、スパイスの知識を活かした「食の知恵」を広める活動も展開。ハーブやスパイスを使ったエスニック料理が大好き。最近ではモンゴルでゲル生活を体験し、現地のハーブや食にも触れている。自由大学「茶で遊ぶ」教授。