つくりおき研究所 − プロが教える作り置きおかずのレシピ

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煮干しのオイルサーディン風(レシピ:真野遥)

2017/05/17

出汁をとったあとの煮干し、捨ててしまっていませんか?

タンパク質やカルシウムが豊富な出汁がら煮干しは、捨ててしまったらもったい無い! ちょっと一手間かければ、ワインや日本酒のおつまみにピッタリな一品が簡単に作れてしまうんですよ♪

無駄なく、美味しい出汁がらの活用法です。騙されたと思って、一度試してみてください。

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■材料(250mlの容器1個分)

片口鰯の煮干し……正味40g(頭と内臓をとった状態)
水……500ml
オリーブオイル……大さじ6
にんにく……2片
ローリエ……2枚
赤唐辛子(輪切り)……1つまみ
塩……小さじ1/4
ブラックペッパー……適量

■保存期間

冷蔵庫で4〜5日

■作業時間

10分

■作り方

【1】 煮干しは頭を取り、体を半分に割って内臓を取り除く。頭と内臓は廃棄する。にんにくは縦半分に切り、芽を取り除き、包丁の腹で潰す。

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【2】 ボウルに分量の水と1を入れ、30分〜1時間程度浸水させたら、煮干しを取り出す。(ボウルに残ったものはそのまま水出し煮干し出汁として料理に使用できます。)

【3】 フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で加熱し、良い香りがしてきたら【2】の煮干しと赤唐辛子、ローリエを加え、さっと炒める。塩とブラックペッパーを振って軽く混ぜ合わせたら火を止め、保存容器に移す。

■ポイント

・通常の出汁がら煮干し(煮出した後の煮干し)でも作れますが、少し旨味を残した方が美味しいのと、煮出すと身がボロボロになりやすいので、短時間の水出しで作るのがオススメです。

・骨が苦手な方は取り除いてください。

・小さい煮干しを使用する場合は、頭や内臓を取り除かなくても大丈夫です。

■レシピ制作者

真野 遥 (まの・はるか)
フードコーディネーター/ライター/女将。
お酒をこよなく愛するフードコーディネーター。レシピ開発や出張料理はじめ、日本酒バー女将、ライター、お燗名人など幅広く活動中。日本酒と地域の食文化を研究するため全国を回っており、これまで訪れた酒蔵は40件以上。その食べっぷりの良さから一部で「食いだおれんぬ」とも呼ばれている。日本酒をきっかけに発酵文化の素晴らしさに開眼し、発酵食品を取り入れた健康法を提唱中。上野で「お燗講座×発酵料理教室」主宰。
http://www.harukamano-jozo.com/

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